
本日14時からやっていたニコニコ生放送。
17時30分迄とかなり長い番組でしたが、
【民泊サービスにおける規制改革】
規制改革会議公開ディスカッション。
民泊サービスに関連した様々な議論が
交わされていました。
年々民泊ビジネスの認知度が上がっている事もあり、
今回初めて民泊を取り上げた公開ディスカッションが行われた。
ニコ生の番組内では、民泊賛成派、反対派、賛成だけど規制派など
色々な立場の方が議論を交わしていました。
下記は議論をしていた主な団体の方々。
●全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
●一般社団法人日本ホテル協会
●Airbnb Japan株式会社
●株式会社百戦錬磨
●一般社団法人新経済連盟
他にもいくつかの団体の方々がいました。
ディスカッションの内容は
民泊サービスの現状、実態、世界経済、日本経済、ホテル業、
旅館業、旅館業法、取り締まり規制、安全性、テロ対策、税、
民泊仲介業者の今後の対策、空き家対策などなど、多岐に渡っていました。
このディスカッションで、「今日直ぐにこれらの議論の問題が解決したという事ではなく、
それぞれの立場の視点から、色々な話をしてルールや制度を作って行きましょう。」
という目的で、今年の6月を目処に今日話し合った事をまとめて行くそうです。
これらの内容を見て、私が思うに、
古い旅館業法に則って全ての整備を整えようとするのがそもそもおかしい。
そうではなく、時代は移り変わっているので、古い旅館業法から新しい旅館業法に
見直しながら、日本の国と日本の社会、観光スポットなどを外国人旅行者(ゲスト)に
楽しんでもらいつつ、ホテル、旅館、民泊、どれもが納得の行くラインを作っていくのが
ベストではなかろうかと思う。
法律に則らないのはよくない、しかし、そもそも旅館業法ができたのは1948年の事で、
それ以後、旅館業法に手を加えているとはいえ、この法律が今では古すぎる。
としか言いようがない。
今のホテルと旅館業界が、この旅館業法で上手くいっているならまだしも、そうでないから
混乱をきたしているわけで、旅館業法ができた時代はまだクレジットカードもネットも
SNSもない時代。
それらが無い時代に出来た旅館業法が今の2016年の民泊サービスに合ってないから
民泊はよくないと言うのがそもそもおかしいし、旅館業法に今の民泊サービスのスタイルを
合わせようとするのがそもそも難しいのではなかろうかと思う。
民泊を取り巻く環境や人に対して、規制、規制と窮屈な声をあげてばかりではなく、宿泊
そのものはホテルであれ、旅館であれ、民泊であれ、その先のエンドユーザー、ゲストさん
あっての事である事を関係者は意識してもらえたらありがたい。
それを踏まえ、近隣住人の不安を取り除き、安全の確保をして民泊サービスを展開して
行く事が望ましい。
民泊サービスは新しい分、近隣住人の不安を取り除き、近隣住人とゲストの安全確保を
個々のホストがよりいっそう、意識しないといけない所ですね。
日本を豊かにしながら、世界中の人々に日本を喜んでもらう視点が良い形で
盛り込まれる事を願いたい。
何にしてもこのような番組は民泊ビジネスをやる上ではとても参考になったり、
勉強になったりするので、良い番組が見れたのはありがたい。
色々と見えて来ると為になるね。